年間150軒もの蕎麦屋を食べ歩き、300点を超える蕎麦屋の絵を書き続ける、伊嶋みのる氏の著書『墨絵で描く江戸蕎麦屋』が6月15日に発売される。
　本書は、墨線画家で、インテリアプランナーでもある同氏が、店の寸評とともに、インテリアプランナーという専門家の眼で、厳選された70店舗の蕎麦屋の建物を解説した画集である。
　墨絵は古きよき時代への郷愁を誘う。そこに、読みやすく、分かりやすい寸評が入っているため、テンポよく読めるようになっている。
　巻末には掲載蕎麦店の「住所」「電話番号」「最寄り駅」が明記されているため、行きたいと思ったお店がどの辺りにあるのか一目瞭然だ。
　是非、本書でお気に入りの蕎麦屋を見つけ、実際に店舗の暖簾をくぐりに行ってみてはいかがだろうか。

タイトル：『墨絵で描く江戸蕎麦屋』
発売日：6月15日
出版社：文芸社
定価：1,200円（税抜き）