２月１５日〜２月１７日、幕張メッセ（千葉・千葉市）で、「こだわり食品フェア２０１７」が開催された。
　同フェアは、今年で１２回目の開催。地域の食材等の販売促進を図るため、食品スーパー、百貨店等のバイヤーを対象に、商品の情報発信の場、商談の場となっている。
　江戸ソバリエ認定店の「石庄丹沢そば茶屋本舗」（神奈川・秦野市）は今年も出店。同社は、そば店がスタートだが、おいしいそばを求めて、そばの栽培や製粉まで手掛けるようになった。自社の丹沢そば農園で、農薬を使わずそばの栽培を行い、現在はそばの連作（３期作）に成功している。
同社で挽いているそば粉は、「全層・挽きぐるみ」のそば粉。一般に製粉会社では、そばの実を「内層粉」「中層粉」「外層粉」に分別し、それぞれ異なる価格で流通している。全層・挽きぐるみの粉は、製粉会社からは発売されていない。同社は、全層のため「一番粉（更科粉）」を抜いていないので、バランスの取れたおいしいそば粉になる。そのため、「剥きたて」、「挽きたて」のそば粉に絶対の自信を持っている。
　また、同社商品「生粉打ち十割生丹沢そば」は、「かながわの名産１００選」にも選ばれ、「秦野市観光協会主催コンテスト」でグランプリを受賞するトップブランドとなっている。
展示ブースでは、POPやチラシ、商品の展示、試食、PR等積極的に展開。来場者は足を止め、スタッフの説明に耳を傾けていた。

【店舗】石庄丹沢そば茶屋本舗
【住所】神奈川県秦野市堀川５４１−３
【お問い合わせ先】０４６３−８７−７６７７


〈写真〉
写真（上）、「石庄丹沢そば茶屋本舗」のブース
写真（中）、展示品
写真（下）、会場全体の様子