東京・調布市にある寺院、深大寺には「そば守観音像」が置かれている。深大寺の周辺地域は、古くからソバの産地として有名で、江戸時代に発行された地誌『江戸名所図会』の中では、深大寺の住職自身がそばを打ち、来客をもてなす姿が挿絵として遺されている。
　深大寺と縁が深いそばにちなんだ「そば守観音像」は左手にソバの実、右手にそばつゆの徳利を持った姿の観音像。毎年秋から冬にかけて観音様に打ち立てのそばを献上し、五穀豊穣を祈念する「深大寺そばまつり」が開かれる。
　2023年度には「そば守観音像」の造立60周年を迎えることから、それを記念した特別な刺繍入りの御朱印が授与されることが決まった。授与期間は10月30日〜12月3日（なくなり次第終了）で、月曜日のみの限定授与となる。ただ、11月25日〜12月3日に開かれる「深大寺そばまつり」の期間中は毎日授与されるとのことだ。

【所在地】
〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5-15-1
https://maps.app.goo.gl/kaBv2xXSDJEev7U37

【授与期間】
2023年10月30日〜12月3日の期間中の月曜日
（11月25日〜12月3日のそば祭り開催中には毎日頒布　※なくなり次第終了）