静岡・裾野の名店「蕎仙坊」齋藤親義氏の著書『そばづくし』が、柴田書店より9月12日に発売される。
齋藤氏は「市川 一茶庵」(千葉・市川)で修行を始め、その傍ら「一茶庵 本店」(栃木・足利)へ通い、蕎聖・片倉康雄氏に師事。その後「中山 一茶庵」(千葉・船橋)を任され、本店と並び立つ手打ちの名店に育て上げた。1989年に「蕎仙坊」を富士山の裾野に開業すると、以来、ありのままの自然に囲まれた古民家でそばを探求し続けてきた。
本書にはそんな齋藤氏が手がける、技とセンスが凝縮した料理の数々を収録されている。基本のそば打ちのプロセスや自家製粉、つゆの詳細に始まり、定番のそばの品書き、そばがきのバリエーション、12カ月分の変わりそば、そしてそば店ならではの料理、鴨料理、甘味、四季折々の料理等、盛りだくさんの内容だ。
本書で紹介されるレシピ数は140にも上り、まさに「そばづくし」。全ページフルカラーで、見た目にも美しい料理の数々に心躍ること間違いなし。そばへ情熱を注ぎ続けてきた60年のこだわりが詰まった一冊となっている。
柴田書店商品ページ:https://www.shibatashoten.co.jp/detail.php?cid=98&bid=00638300