素人そば打ち5段位試験で女性2人が認定

投稿日時 2011-04-06 10:21:27 | カテゴリ: 最新ニュース一覧

今年3月初め、全国麺類文化地域間交流推進協議会(全麺協)が定める段位認定制度「素人そば打ち段位認定試験」で、女性2人が5段位の認定を受けた。これまで、女性の5段位は、江戸ソバリエ講師の寺西恭子さんだけだった。

1人は、江戸ソバリエの横田節子さん(日本橋そばの会主宰)。もう1人は、兵庫・神戸市でそば会の代表を務め、障害者の方々にそば打ち教室を開催している小林朗子さん。

2人とも昨年9月、富山・利賀村で2泊3日の日程で行われた「段位認定試験」に参加。今年1月に「学科試験」の追試を受け合格となった。5段位の認定試験は3年に1度しか開催されず、今回は2回目。

5段位認定を受けた横田さんは、「うれしいのですが、経験も技術もまだまだで、責任の重さを感じています。1度目の試験で5段位になられた方々の偉大さを思うと、これから色々なことを勉強しなくてはいけないな、と思っています」と、謙虚な姿勢で受け止めている。
 
2人の女性5段位が所属する江戸ソバリエ協会のほしひかるさんは、「これをきっかけに、女性のそば打ちが増えればと思います。女性はそば以外にも、そばがき等のそば料理をつくるのが上手い方が多い。女性が増えることで、そばの世界にも広がりが出るのではないか、と期待しています」と話す。


(蕎麦将軍.com)




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