埼玉・加須市で避難住民へのそば打ちボランティア開催 8月7日

投稿日時 2011-08-09 12:24:02 | カテゴリ: 最新ニュース一覧

 8月7日、「ばんどう蕎麦打ち連合会」(関崎泰博事務局長)が主催となり、「蕎麦喰地蔵尊蕎麦打ち会」と「TOKYO蕎麦塾」の江戸ソバリエ有志が、埼玉・加須市の旧騎西高校に避難している福島県双葉町民に対し、蕎麦打ちボランティアを行った。
 
 ばんどう蕎麦打ち連合会は、旧騎西高校に避難している双葉町の井戸川町長から、蕎麦打ち団体の慰問ができないか、と依頼を受け「双葉町ゲンキプロジェクト」として活動している。今回で4回目。

 旧騎西高校に避難している町民は約900人。そばは300食用意された。午前11時15分ごろからそばを振る舞った。メニューは、越前風おろし蕎麦とお新香。

 蕎麦喰地蔵尊蕎麦打ち会の江戸ソバリエ金井政弘さんは、「震災から約5カ月経っていますが、被災者の方々は、仕事に就くこともままならず、食事も自由にできない状況で、先行きに不安を感じていらっしゃるようでした。このようなボランティアを続けていきたいとは思っていますが、全ての費用を賄う資金面の問題があり、続けていくのはなかなか難しい」と話す。

 参加した有志の中からは、「他団体との意見交換の場もあればよかった」との声も挙ったという。


(蕎麦将軍.com)




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