今年も大盛況! 第12回「千葉県そば大学講座」開催!
投稿日時 2019-07-29 11:15:58 | カテゴリ: 最新ニュース一覧
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7月27日、第12回目を迎えた「千葉県そば大学講座」が日本大学生産工学部津田沼キャンパス(千葉・習志野市)にて開催された。台風6号の影響が心配されたが、当日の朝には雨も止み、講座は無事にスタート。講義室を埋め尽くす約400人の受講者が参加した。 2008年に始まった同講座は、そばに関する知識やそば打ちの技法等の普及を通じたそば文化の促進や地域振興、生涯学習活動の一環として毎年行われているもの。今年は4部構成で講座が開かれた。 第1講目は「おいしい『そば』の科学」というテーマで信州大学特任教授・井上直人氏が、そばのおいしさを生み出す気象、近世の江戸でそばが流行した要因について講演した。 第2講目は「絵で読む江戸のそば」と題し、NPO法人・江戸ソバリエ協会顧問の稲澤敏行氏が講演。江戸時代の文献に見られるそば屋の様子等の挿絵から、当時のそば文化の移り変わりについて解説した。 第3、4講目は、蕎遊庵(栃木・足利市)の当主にして、そば打ち名人として名高い根本忠明氏による講演と実技の披露が行われた。講演ではそば打ちの楽しさを広めようと、根本氏が取り組んでいる「アート蕎麦」の普及活動、独自の麺棒や木鉢の開発について紹介。実技の披露は根本氏に自由に質問できるという形式で進められ、受講者達は名人の技術を吸収しようと熱心に質問を投げかけていた。 講座の終了後には任意参加で懇親会が行われた。そばを愛する同好の士が集い、大いに盛り上がったことだろう。
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