岡山・美星町で始まった「蕎麦による町興し」  耕作放棄地で蕎麦を栽培

投稿日時 2010-11-24 17:34:36 | カテゴリ: 蕎麦業界ニュース

 岡山県井原市美星町で「蕎麦興し」がスタートする。町内の耕作放棄地で栽培した12aの蕎麦畑で収穫した蕎麦を使った初めての蕎麦打ち会が、12月18日に即売施設「星の郷青空市」(岡山県井原市美星町西水砂55-1)内の「蕎麦打ち道場」で行われるもの。

 美里町では、タバコの後作として蕎麦を栽培する伝統があった。現在も3haの蕎麦畑がある。一方、農家の高齢化等により、耕作放棄地が増加。その面積は3haに上り、対策が急務となっていた。

 今回、耕作放棄地で蕎麦を栽培することにしたのは、「蕎麦による町興しに発展すれば」(岡山県町備中県民局農林水産部)との期待から。「今回は、収穫量も少なく、流通ルートには乗らないが、地域住民の意識づけと、近隣へのPRにつなげたい」(同)。

 栽培品種は、美星町で昔から栽培されてきた在来種。現在、井原市内には蕎麦屋はあるが、美星町には蕎麦屋がない。

問い合わせ先:星の郷青空市=0866-87-3908


(蕎麦将軍.com)




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