島根県が蕎麦新品種の「名付け親」募集中  12月21日締め切り

投稿日時 2010-12-08 12:02:37 | カテゴリ: 蕎麦業界ニュース

 島根県が蕎麦新品種「出系(いずけい)3」の品種登録名称を募集している。締め切りは12月21日。ファックスかメールで応募する(応募用紙、ファックス番号、メールアドレスは末尾の「リンク先」参照)。県外在住者でも応募できる。決定した名称は来年1月中旬頃に、島根県ホームページで発表する。最終選考に残った5名には、新品種で打った出雲蕎麦の生蕎麦をプレゼントする(5〜6人前を予定)。

 新品種「出系3」は、県農業技術センターが開発した。「横田在来」と早生で短茎の「牡丹そば」を交配した系統。「横田在来」より収穫が早く、収量も安定しており、食味調査では「信濃1号」よりも味・香りがよいとの結果が出ている。2003年から試験栽培に着手し、昨年の秋作から県内蕎麦農家での実証栽培を始めた。今年は松江市で30a、出雲市で10a、それぞれ栽培し、合計350〜60kgの収穫があった。

 色が黒いのが大きな特徴で、出雲蕎麦らしい蕎麦を打つことができる。「現在、県内で栽培している蕎麦品種は信濃1号や在来種が主流。出雲蕎麦の生産振興を図るため、出雲の風土に最適な新品種を開発した」(県農畜産振興課)。県内全域での本格栽培は、3年後になる見込みだという。

問い合わせ先:島根県農畜産振興課=0852-22-5131
リンク先:http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/seisan/shinkou/sobashinhinsyu.html


(蕎麦将軍.com)




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