2024年12月７日、神田明神（東京・千代田区）にて、「19期 江戸ソバリエ認定式」が執り行われた。認定式には江戸ソバリエ協会理事長のほしひかる氏や、かんだやぶ会長の堀田泰彦氏、更科堀井社長の堀井良教氏らが出席。今年度「江戸ソバリエ」に認定されたのは39名。このうち舌学（食べ歩き）優秀賞を７名、脳学（研究レポート）優秀賞を11名が受賞した。
「認定式の部」開会に際し、ほし氏は「今年は舌学ノートが充実しておりました。『そば屋さんを応援する会』と謳っている当協会としては、本望です。江戸ソバリエには新たに39名が認定されましたが、認定後の活躍が大切です。今後、新認定者39名の方々の活躍に、期待したいと思います。また、江戸ソバリエ協会はそば界の多くの団体と輪になり、共にソバ普及活動を行なっていきたいと思います」と挨拶。その後、堀田氏の挨拶や認定証の授与式、審査講評等が行われた。
　続く「懇談会の部」では、「江戸ソバリエ協会は学校、認定者の集まりは同窓会」という方針の下、各江戸ソバリエの会による参加（加入自由）を呼びかけるPRがなされ、会場に集った人々の耳目を集めた。その他、当日は菊正宗酒造記念館の名誉会長である村田祥氏による耳学講演「酒と蕎麦」や先輩会員との懇談等も行われ、大いに盛り上がった。