投稿者 : sobashogun 投稿日時: 2019-05-28 08:24:30 5月4日に江戸ソバリエ講師の安田武司氏が塾長を務める「そば塾彩蕎庵」が「そば打ち講演会」を(埼玉・北葛飾)で開催した。司会はエッセイストであり、江戸ソバリエ協会理事長のほしひかる氏が担当。そば塾彩蕎庵では毎年実施する「そば打ち強化合宿」の期間中に講演会を開催している。今年度の講演は例年に比べて特に実技にこだわった骨太の内容だ。講演では歴代の「武蔵の国そば打ち名人」によるそば打ちの実演から始まり、氏自ら「安田流そば打ち」を実技を交えて解説。「安田流そば打ち」は、東武医学技術専門学校にて生化学・有機化学講師を務めていた氏の知見から、そば打ちを科学的に分析し、加水や練りといった手順を最適化する手法。ともすれば難解な内容を安田氏は学校講師としての経験を生かし、丁寧に解説した。会場となった東武医学技術専門学校、幸手総合教育センター(埼玉県・北葛飾)には、多くの塾会員が集まり、それぞれ熱心に講師の言葉に耳を傾け、メモを取る姿が見られた。 |