風味豊かな「合盛りそば」


茨城、栃木県産の常陸秋そばで打たれた「合盛りそば」（1,000円）は「ざるそば」と「田舎そば」の二種盛りそばは、風味がよく、そば本来の味を感じられる。

開業から20年の人気店


店主は、静岡の「一茶庵」でそば打ちを学んだ。ランチタイムともなれば、小ぶりの店は常に満席に。「若竹そば」（1,280円）や「春の山菜天せいろ」（1,400円）等。

鴨のコクがたっぷり


店主自らが手を入れた、シックで落ち着いた内装が印象的。修業先の東京・根津の有名店「よし坊 凛」の人気メニューを継承した「なす汁せいろ」（1,000円）は、野菜等の具材を鴨油で炒めた一品。鴨は入ってものの、鴨の旨味がたっぷりと染みている。

独特の風味が香る「十割戸隠蕎麦」


日本三大そばの一つである「戸隠そば」のお店。そばは一本一本細いが、味がしっかりしており、喉越しもいい。つゆは濃口しょう油がベース、口当たりはまろやかでほのかな甘みも感じる。「十割戸隠蕎麦」（1,300円）がお薦め。

伸びしろを信じて地元密着型営業に努める


看板メニューである「特海老天せいろ」（1,900円）は、天ぷらが売りと豪語するだけに、20?はあろうかという大ぶりの海老天2尾に、季節の野菜の天ぷらが付いている。

ジャズが流れるそば屋


店内では、店主が趣味のジャズが流れる。店で使うそばや野菜は、店主が自ら育てている。「せいろ」（840円）や「碾きぐるみ」（1,050円）といった単品メニューの他、コースメニュー（要予約）も。