薬味の素材にもこだわる


ざるそば1人前を12杯に分けた物を、2段重ねて1人前として提供している。薬味のネギは、南部曲がりネギを使用。植え替えしてネギを曲がらせ、太陽の光を当てることで甘味が強くなる。写真は「わんこそば」。そば粉と小麦粉の割合は7対3。

進化を続ける老舗


創業100年を超える老舗蕎麦店。現在の店舗はビルの地下だが、店内には老舗の雰囲気が漂う。伝統を大切にしつつ、伝統に捕われることなく進化し続けている。ご主人の一番のこだわりは、「食材の安全確保」。ここ最近のことでなく、10年前からこだわっているという。

上品なお茶の香りを味わう「茶そば」


そばに抹茶等を練り込んだ茶そばだが、実は江戸時代からある伝統食。同店の「天ざる」（1,650円）は、爽やかなそばの香味と、揚げたての天ぷらを楽しめる人気メニュー。

「自分の味を出したい」一心で茶そば専門店を究める


変わりそばである「茶そば」の専門店。翡翠色に輝く茶そばは長めの細打ちで、抹茶の香り高さと、のどごしのよさが特長。「ざる」（800円）。

京都の老舗茶屋から取り寄せた抹茶を使ったそば


まるで武家屋敷のような日本家屋の店。名物は「茶蕎麦」。京都の老舗茶屋「小山園」から取り寄せた抹茶を使い、さらしな粉に練り込む。香りはもちろん、抹茶の緑が鮮やかなそばだ。

同級生の助けで続いた店


ご主人は代々続く農家だったが、一念発起してそば屋を開業。当初から、近所の人や中学の同級生が、ご主人のために動きまわった。そば粉は「階上（はしかみ）」と山形蕎麦4号のブレンドを使用。写真は、「東根そば」。