教室からは多くの「そば職人」が巣立つ


東京・駒形の人気店。手打ちそば教室も運営しており、これまでに約1,000人が巣立ち、そのうちの半数が独立開業している。「鴨南そば」（1,900円）や「天ぷらそば」（2,500円）等。

日本家屋の中は3室20席の「個室オンリー」


古い民家を修繕してつくった個室だけの珍しいそば屋。ランチタイムは相席となるが、若いビジネスマン等の客が多く、女性が半数を占める。夜は年齢層が高くなる。一枚の蒸篭に「生粉打ち」と「せいろ」の2種類のそばが並べられた「二色もり」は1,200円。

安心・安全にこだわる


一押しのメニューは「桜えび天ぷら」（1,000円）と「盛りそば」（800円）。知人から新鮮な桜えびを入手し、カリカリに揚げている。

研究しつくした合鴨料理


店主は、そば粉・そばに合う料理の追及に打ち込む。店舗は、古民家を利用しており、不便な立地ではあるが、暖かさに満ちている。

水上村産、椎葉村産の希少な2種の在来種


同店の「粗挽きせいろ」（890円）に使われているソバ粉は熊本・水上村産の在来種を自家製粉したもの。つゆは九州風の甘口醤油ではなく、小豆島の醤油を使用し、辛すぎず、甘すぎない絶妙な仕上がりとなっている。

山あいの一軒家


店内は自宅リビングのような、アットホームな雰囲気。「辛み大根そば」（1,026円）は、強い辛味が癖になる美味しさ。