地元産そばを使った「名物サラダ」


ご主人は農家を営み、そばを作付け、人を招いてそばを振る舞っていた。その噂が広がり、いつの間にか店になった。二八そばに、自家栽培の無農薬野菜をのせている。

趣きある空間で香り立つそばを


そばは北海道室蘭越町産。石臼で手挽きしており、風味と甘みが際立つ。4人用の個室が2つ、5人用の個室が1つあり、くつろげる空間になっている。

会津の「現代の名工」の器にもられたそば


御主人は、高校の元インテリア教師。器は会津の「現代の名工」（厚生労働省認定の卓越技能者）の作品を使う。そばは会津坂下から取り寄せている。写真は「梅おろし」。

地元のおばあちゃんが打つそば


ご主人の親戚にあたる、地元のおばあちゃんがそばを打っている。早朝5時から作業を始め、旧水府村産の玄蕎麦を天日で干してそば粉をつくる。こんにゃくの刺身もおすすめ。写真は「もりそば」。

文化人に愛された鎌倉の老舗


古くから川端康成や小林秀雄等、鎌倉文士たちに愛されてきた。高校時代を鎌倉で過ごしたミュージシャンの桑田佳祐さんも同店のファンなのだそう。写真は、田舎そば・茶そば・柚子切りそばの「三色そば」1,575円。

粉から魚、野菜まで、こだわりの素材が光る


割烹料理がメインの店だが、会席コースの一品であるそばが好評だったため、昼の営業のメニューの柱にそばを据えた。「山菜と白魚の天ぷらとせいろ」（写真）は1,680円。通常の倍以上の大きさのタラの芽などが天ぷらとして出てくる。