山形のソウルフード「肉そば」を堪能


実は、肉そばは寒河江市のお隣の河北町が発祥の郷土そば。同店では、山形ならではの田舎そばと独自製法による柔らかい鶏肉が特徴の「肉そば」（680円）を堪能できる。

和食とフレンチのコラボレーション


フランスと東京のミシュラン2つ星店でそれぞれ修業した2人の料理人が営む同店。和食とフレンチを融合させた創作そばを提供している。ホテルが多く、外資系企業も多い虎ノ門に店を構える関係上、外国人ビジネスマン向けの会食等にも定評がある。

素材の鴨を十全に生かした「鴨せいろ」


伝統的な黒塀や、シックな内観が格調高い同店。間接照明で照らされた店内は何ともムーディで、ディナの雰囲気に合った趣。同店の「鴨せいろ」だが、浮かんでいるつくねが絶品。鴨のモモ肉と大和芋を練ってつくられており、鴨の旨味が濃厚。

郊外にひっそり佇む十割そばの名店


十割で打つそばは自家製粉。産地は日によって変わり、常時十種類を揃える。人気の「鴨汁そば」（1,240円）は香り高く、十割ながら、歯ごたえ十分で喉越しもいい。

打ちたて・茹でたての二八そばを格安で


安い・早いがウリの駅そば店だが、同店では店内で生地をこね、製麺している。注文ごとに二八そばを茹で上げて提供する本格派。人気メニューは「明日葉天そば」（450円）。明日葉のほろ苦さが、カツオだしの香り高いつゆによく合う。

“元尼寺”で食す石川の恵み


古くは加賀藩三代藩主。前田利常の正室である珠姫の菩提寺である築百年の元尼寺を店舗とする同店。同店一押しの逸品は治部煮風のつけ汁でいただく「つけじぶ」（1,100円）。そばを口に含むと治部煮の甘辛に煮込まれた鴨肉の風味。そして「雨の野の匂い」と評されるかぐわしいそばの香味が口に広がる。