石臼挽き・十割の立ち食いそば屋


渋谷、水道橋、虎ノ門にも店舗を持つ立ち食い店だが、各店とも石臼挽きと十割そばが謳い文句。立ち食いの域を超える本格派そばを提供している。「もりそば」280円、「小親子丼セット」550円、「納豆そば」450円等。単品では提供していないが、「生ビール」150円も売りだ。

家業か企業か？　4つの店舗、200名の社員を抱える大所帯


1970年代に「脱サラ」して始めた店が、現在、企業化とした。
店主の渋谷千恵麿さんは70歳になったいま、店を家業に引き戻したいと揺れ動いている……。写真は「そば御膳」3,800円。

旨いものは、いい素材


『旨い』は、「いい食材」＋「旬」＋「創意」＋「料理の腕」という理念から、名物の「穴子の天麩羅」、冬期限定の「青ねぎおろしそば」、夏期限定の「ひや賀茂茄子そば」等が誕生。ミシュランガイド星獲得店。

看板メニューの1つ、手打の「板そば」


そば粉は山形・生石で獲れた地粉を挽きぐるみの状態で打つ。水は「月山」（山形・鶴岡）の名水を使用。板そばを含む特別コース（写真）は5,040円。

彩り前菜せいろ


そばのほかに、70種もの日本酒や、バラエティに富んだランチがある。「彩り前菜せいろ」（写真、2,300円）もランチメニューの1つ。

笏谷の石をふんだんに使った店


笏谷とは地名で、石の産地。山を切り出し、加工しやすいやわらかい石が採れる。店の門柱や床は笏谷の石を使用している。県内産のそば粉を使い、きしめんのように太いそばを打つ。