そばだけでなく、つゆにもこだわったダッタンそばと胡麻味噌のつゆ


普通のそばの百倍のルチンを含むダッタンそば。糖尿病や高血圧等に効果があり、ビタミン、カルシウム等も豊富に含有。甘みのある胡麻味噌つゆと相性がよく、さらに健康によさそうだ。「韃靼蕎麦せいろ」950円。

十割・手打ちの本格派


十割・手打ちの本格派「美蕎」。「粗碾き」（840円）は最初、塩で食すのをすすめられる。「天然海老天そば」（1,360円）は天然海老の減少を考えると、リーズナブルな価格だ。

つぶ貝が絶品



釧路の名産、つぶ貝を使用した珍しいそば。つぶ貝は調理法が難しく、試行錯誤しながらつくり上げた。つゆは薄味だが、つぶ貝のだしを加えているため、深い味わいに。二八で打ったそばも、つぶ貝との相性にこだわった一品。「つぶそば」（1,200円）、「つぶ天そば」（1,250円）が人気ツートップ。

粉から魚、野菜まで、こだわりの素材が光る


割烹料理がメインの店だが、会席コースの一品であるそばが好評だったため、昼の営業のメニューの柱にそばを据えた。「山菜と白魚の天ぷらとせいろ」（写真）は1,680円。通常の倍以上の大きさのタラの芽などが天ぷらとして出てくる。

「そば屋の設えは店主の哲学が反映されなければならない」


一茶庵経営の傍ら、開業希望者向けのそば打ち教室を主宰している。そんな一茶庵は横浜元町の雰囲気に合わせた和洋折衷のモダンなデザイン。「店主の哲学＝店のコンセプト」を物語っている。

井上ひさしさんが通ったそば屋


暖簾分けした店が都内に何軒もある「満留賀」。作家の故・井上ひさしさんが文化放送の番組をてがけていた時代によく通ったとのこと。店内には「牡蠣そば」（950円）が大書されている。“当店人気?1”を謳っていたのは「厚焼玉子」（840円）で、夜飲みに行くにのおすすめだ。