こだわりのだしがそばの味を引きたてる


「三色そば」（1,188円）は、変わりそば（上左）とせいろ（上右）、田舎そば（下）の3種類のそば。変わりそばは、取材時は「胡麻切り」（2月）。そば以外では、特製のだしに漬け込んだ「アボカド漬け」（486円）も人気。

店主の「自分が飲みに行きたい店」


そば粉は北海道産。人気のメニューは「穂乃香そば」（950円）、「せいろ（2段）」（65,0円）。カウンターがあり、純米酒だけで10種類、焼酎は6種類を揃える。

洋風なそばも


JR阿佐ヶ谷駅北口から徒歩3分。そばは、群馬の赤城山深山のもの。「花巻そば（かけ）」（750円）、「もり」（700円）のほか、寄るメニューとして「おそばのラザニア風」（650円）等。

老舗店の「へぎそば」が味わえる


一番人気の「へぎそば」は、新潟県魚沼地方発祥のご当地そば。小千谷市で創業80年のへぎそばの老舗「和田」から仕入れている生そばを使用し、つるりとしたのど越しや、噛みしめるとほんのり感じられる磯の香りは小麦粉をつなぎに使う二八そば等にはないもの。

板そばときじ汁が珍しい「きじ汁せいろ」


「修業をした店では昔、きじを捕まえてきて食べていた。それを店で出したい」と思い看板メニューにした。板そばときじ汁の組み合わせが珍しい「きじ汁せいろ」（写真）。薄く均一に盛られた板そばは、山形県の内陸部特有のもの。玄そばを毎朝使うぶんだけ挽く。そばは天然水で打った二八。

そば職人人生45年の信念と矜持


有名店で25年のキャリアを積み、夫婦二人の「家業としてのそば屋」を開き20年。瀬戸内産の生青海苔を使用した期間限定の青海苔蕎麦￥1,200等、今日も「そば屋好き」のお客様に喜んでもらえるそばづくりを心掛ける。