一流を目指すなら素材も一流であるべき



ソバリエたちが隠れ場として、足繁く通う店。
素材違いの五本の麺棒を使い分け、
できるだけ、その日に仕入れた素材を、
打ち立てで提供する。

海で釣れたてのホッケを天ぷらで


そば粉は道内の江差町産と北竜町産のブレンド。「ホッケ天ざる」（890円）に使用するホッケは、店の目の前の海で釣れたもの。

淡口ごま油で揚げた「芝海老のかき揚げ」が自慢


芝海老のかき揚げがのった「天ぷらそば」（1,500円）が人気。辛汁は鰹節に昆布、返しと味醂を加えた江戸前で、甘汁はサバ節の出汁に返しと味醂を加えた優しい味。

「シンプル・イズ・ザ・ベスト」で自分らしさをそばに込める


そば粉はすべて自家製粉。写真は、ポタージュ状の温かいそば湯の中にそば、上に紫色の辛味大根、わけぎ、鰹節をのせた「湯だまりそば]（1,300円）。

出雲の釜揚げそばから着想された斬新な「湯だまりそば」


2016年から7年連続でミシュランガイドのビブグルマンに選出されている東京・亀有の名店。名物の「湯だまりそば」（1,400円）は太打ちのそばが濃厚なそば湯に浸り、辛味大根とネギ、カツオ節が載る一品だ。

完成まで8日間 つゆづくりへのこだわり


星は付かないものの、リーズナブルで推薦できる飲食店に与えられるミシュラン・ビブグルマンを取得した同店。1日20食限定の「田舎せいろ」（1,000円）は二八で打っているが、そばの風味と香りが濃厚だ。ポタージュ状のそば湯に浸った「そばがき」（1,300円）も人気。