自家製粉の粗挽きそばが破格値で楽しめる


「せいろそば」（550円）はやや細めで打たれた端正なそばは、田舎、粗挽き、微粉の3種類をブレンドするという凝りよう。濃厚な風味で歯ごたえもしっかりあり、それでいてのど越しもいいそばは、3種の粉をいいとこ取りしている。

せいろ、田舎、粗挽き 3種類のそばが味わえる


45年前から出前を中心に営業を続けていた本店だが、2019年6月のリニューアルをきっかけに六四そばを二八に変え、来店中心の営業形態に変更した。大和芋と卵白を合わせたメレンゲ状の付けとろろにブランド卵の黄身がかかった「つけとろ」（980円）がインスタ映えすると人気を博している。

お馴染みのチェーン店


運営はセブン＆アイ・ホールディングス傘下の会社。厳選したこだわり素材を使用し、注文があってからつくり始めるので、茹でたて、揚げたての味が楽しめる。「せいろ」（490円）、「大海老天ぷらせいろ」（1,060円）等。天ぷら等はテイクアウトもできる。

「小布施ではここを外すな！」


群馬県高崎市箕郷町から2005年12月に移転して来た。いまでも高崎から食べに来る客が多い。おすすめは「三味そば」1,400円。生粉打ちに、変わりとあら挽きのセット。

自家産野菜が自慢


店は夫婦2人で切り盛り。メニューには、自家産の野菜を使用している。「せいじんざるそば」（1,150円）には5つの薬味が付いてくるので、味のバリエーションを楽しむことができる。

甘みの強いそばと、昆布の風味を生かしたつゆ


自家栽培の甘みが強いそばに合わせ、つゆは鰹節を抑えめに昆布の風味を生かしている。そば茶を使った自家製の「そばアイス」（200円）も絶品。