正月の御馳走そばをベースにしたそばが味わえる


会津の豊かなそば食分かを詰め込んだ贅沢な一膳「ごっつお善」（写真、4,250円）が人気。2種類のそばのほか、馬刺、レンコンと茸の炒め物、鯛の西京焼、大根のけんちん汁、烏賊大根、天ぷら等がつく。

会津の食文化の神髄が宿る


会津でも選び抜かれた1級品のそばを使う。会津では、「そばもち膳」（写真、1,450円）のような、手のかかる御馳走を供するのが最高のもてなし。そばはそば十割、つなぎ一割等、好みに応じて選ぶことができる。餅も、こしあんや「じゅうねん」とよばれる胡麻に似た香りを持つあん等、好きなものが選べる。

オヤマボクチをつなぎに使用した「元祖須賀川（すがかわ）そば」


元祖のゆえんは「ばあちゃん（店主の母親）が昔からうってきた。私はばあちゃんに教わったから」と店主が語る。「盛りそば」（写真）、「なっとうそば」「かけそば」はいずれも1,000円。量は多い。

格子に包まれた粋な佇まい


JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩5分。パールセンター商店街から路地を入った先にある、白木を基調とした粋な佇まいのそば店だ。「せいろ」（700円）、「穴子天せいろ）「1,500円」等。

2種類のつゆで食す「おためし蕎麦切り」


「おためし蕎麦切り」（930円）は、太打ちの田舎そばは、弾力がありモチッとした食感が特徴。つゆはキリッとした辛みのある濃口醤油と風味のいいゴマだれをつけて食べる。はっきりと違う2種類のつゆで食べ比べすることができる。

伝統の“変わらぬ味”を提供


創業は1861年の老舗。伝承の味付けと製法を守り続けており、看板メニューの「にしんそば」（1,300円）は、まさに京の伝統の味。他店では珍しい「冷やしにしんそば」（1,450円）もある。