会津産在来種を用いた十割そば


定年退職した店主が営む同店は、2019年の1月にオープンしたばかりの新しいお店だが、すでにそば好きの間で好評を博す人気店だ。同店の「鴨南蕎麦」（1,180円）に使われる会津産在来種は、麺が切れにくく伸びにくい温そばに適した品種。細打ちの10割そばを温かいそばで楽しむことができる。

“かきっぱなし”のふわふわそばがき


アクセスは悪く、看板もないが、それでも多くのそば好きが来訪しているという「那由他」。来店客のほとんどが注文するという「そばがき」（1.370円）は、練ったそばをそのままの形で供する、ふわふわの“かきっぱなし”スタイル。

２つのそばの違いを楽しむ


同店では産地、品種、挽き具合に至るまで全く異なるそば2種類のそばの食べ比べができる「唎き蕎麦」（1,300円）が楽しめる。
ぜひ味、香り、食感、喉越しの差異を感じながら深く賞味して欲しい。

さまざまな味を楽しめる「利き蕎麦」


巣鴨とげぬき地蔵通りのお地蔵さんを越えた左手に位置する店。メニューの一つ、2種類の盛りそばを食べて、その違いを味わえる「利き蕎麦」が特徴的だ。「利き蕎麦」1,050円、「吟せいろ」850円、「旬野菜ぶっかけ」1,000円等。

お通し、焼き味噌、酒が付く「そばセット」が人気


このお店は女性客が多く立ち寄り、中でも人気なのが、せいろにお通し3点、焼き味噌、酒（日本酒、生ビール、グラスワインのいずれか）が付く「そばセットA」（2,000円）。そばは福井県産の玄ソバを石臼で挽いた粉を使用している。福井県産は近年そば好きの間で注目を集めている。

「翁」仕込みの二八そばが人気


店の2階からは京都御所を望むことができる、最高の立地。山梨・長坂の「翁」で修行した店主が打つ、二八そばがウリ。特にイチ押しは、そばの風味が際立つ「田舎そば」（770円）。数量限定なので、お早めに。