父子が“エンボス棒”で打つ4種のそば


同店は、巣鴨の地蔵通り商店街で、栃木県産の食材をウリとしていた料理店「栃の木や」が、今年4月、本格手打ちそば店にリニューアルしたもの。エンボス加工よる凹凸が施された独自の綿棒を使い、生地との接触面に空気を含ませることで、薄くて丈夫な生地をつくっている。

自作の道具を使う地域の「リーダー」的存在


『週刊新潮』の人気コラム「男性自身」を連載していた山口瞳さんに勧められ、そば屋を開業。そばは優雅な更科から力強い田舎と、レベルは高い。「季節のかわりそば」（750円）や「生粉打ちそば」（750円）等。

路地裏の本格手打ち店


JR四ツ谷駅から徒歩3分。路地裏の少し目立たない場所にあるが、手打ちの本格派だ。「せいろ」（650円）や「梅だれ豚しゃぶせいろ」（880円）、「鴨南蛮そば」（980円）等、メニューも豊富。

ジャズが流れる店内で、シンプルにそばを味わう


メニューは「もりそば」（写真）800円と「天ぷら」500円のみ。そばはねばりがあって深い味わいだ。

趣きある日本家屋で蕎麦を頂く


　店舗は東久邇宮別邸を移築しただけあって、一見そば屋には見えない。出されるそばは、そば屋歴15年の店主の熟練の技が凝縮されている。

出石皿そばがメイン


出石皿（いずしさら）そばは、兵庫・豊岡市出石町を中心に食される郷土料理。通常1人前5皿で供される。1皿に盛られたそばの量は2〜3口程度。薬味とともに食べる。