自然豊かな環境で風味豊かなそばを手繰る


観光地として知られる東京・深大寺の門前に店を構える同店。店主と調理を担当する店主の長男は一茶庵の片倉康雄氏に師事した経験がある。来店した際には、ぜひソバの香り豊かな1日30食限定メニュー「手打粗碾きそば」（900円）をご賞味あれ。

機械打ちでも旨い二八そば


1878（明治5）年創業の「浅野屋本店」からの暖簾分け。機械打ちながら、手打ち店で修行した4代目が、加水や水回しを絶妙に調整し、喉越しに優れるそばに仕上げる。「アーモンドだれせいろ」（900円）は女性に人気の一品だ。

上品なお茶の香りを味わう「茶そば」


そばに抹茶等を練り込んだ茶そばだが、実は江戸時代からある伝統食。同店の「天ざる」（1,650円）は、爽やかなそばの香味と、揚げたての天ぷらを楽しめる人気メニュー。

古都・鎌倉の古民家で味わう上品な手打ちそば


古民家をリフォームした同店。薄削の本枯節と亀節でコクを出した同店の上質なつゆはDEENの池森秀一氏も絶賛。池森氏一押しのメニュー「せいろ」（980円）は常陸秋そばと北海道空知産の粉をブレンドした店主こだわりの逸品だ。

旬の食材を使った「天ざるそば」


旬の食材を使った「天ざるそば」（1,720円）。そばは北海道・旭川産の粉を二八で打っており、日に2〜3回打つため打ち立てを味わえる。また、天種もエビ、キス、マイタケ、カボチャ、シシトウの5点が用意されている。

後世に受け継ぐべきは昨日と変わらぬ“同じ味”


同店の創作メニュー「しぐれ」（950円）は、鶏肉と揚げ餅が入った温かいつけ汁で食べる。揚げ餅でコッテリするため、肉は鴨等に比べて淡白な鶏をチョイスしている。