香り高いそばと90種の日本酒が楽しめる


1日2回以上打つそばは、北海道幌加内（ほろかない）産のソバが中心で、石臼挽き。春からは秋田県雄勝（おがち）郡産を取り寄せ、幌加内産とブレンドし使用。「せいろ」は（600円）。酒と料理が話題の同店だが、そばにも手を抜かない。

「老舗」の“原型”を淡々と引き継ぐ6代目


創業は幕末の安政年間（1854〜60年）、赤坂界隈と伝えられる老舗。昔ながらのメニューが並ぶ。名物は鴨南蛮等の合鴨と使った品書き。

日本一小さな粒のそば「こそば」 妙高山麓に、 ひときわ優れたそばが栽培される場所がある。 「こそば」と呼ぶ小粒のそばは、 販売目的ではなく、 農家が自分たちで食べるために細々とつくりつづけてきた「在来種」だ。 「こそば」を使った「ざるそば」（800円）は、 香りと甘みが強く、 本来の風味を楽しめる。 「こそば生そば・つゆセット」（写真、 5〜6人前）4,800円（税込、 送料別）は取り寄せ可能。 ...

圧巻のメガ盛り1kg


朝9時から仕込みを始め、ニンジンやゴボウ、ダイコン、コンニャクといった山盛りの具材を2時間かけて煮込む。それと足で踏んで練りに練ったそばと合わせる「けんちんそば」（800円）。大盛り（900円）にすると総量は圧巻の1kgに。

軍鶏（しゃも）そば


2004年に開店。店は、古い長屋を保存する目的で回想し、田舎風の料理屋にした。「軍鶏そば」（写真、1,100円）の軍鶏は、茨城・大子町周辺が産地のブランド肉である「奥久慈・軍鶏」を使用。

月平均1万食を誇る人気


「日本一」の呼び声も高い常陸秋そばが食べられる。常磐自動車道の下り線のそば店との相乗効果で、そば人口の広がりにも期待できそうだ。