越後の伝統食「へぎそば」


創業大正11（1922）年。越後地方の伝統のそば「へぎそば」を出す。へぎそばとは、つなぎに「布海苔」を使用したそばを、「へぎ」と呼ばれる器に盛ったもの。薬味がワサビではなく、カラシを使っている。写真は「へぎそばと鴨汁」。

そば粉を使ったフランス家庭料理「ガレット」


ガレットとは、そば粉100%の生地を鉄板で薄く焼いた、仏ブルターニュ地方の伝統料理。フランス料理の王道に則った本格的なガレットが頂ける。ランチコースの「カトレア」（1,800円〜）は鎌倉野菜のサラダや前菜の盛り合わせ、スープにガレット、食後のシードルと、ボリューム満点の人気メニュー。

「蕎麦愛」が復活させた島根在来「横田小そば」


わずかに残されていた「昔のそば」を3年かけて地道に増やした。取り寄せ蕎麦の「十割生そば」（写真、3人前、3,3300円、税込、送料込）もある。

おいしいそばを食べてニッコニコに


お店は、ガラス張りのモダンなカフェのたたずまい。そばは二八で、土・日曜はプラス200円で十割そばも食べられる。「せいろ」（800円）は、細打ちながら、しっかりとした歯ごたえだ。

主人は「山めん寒ざらしそば」の推進役

寒ざらしそばは山形のほかにも福島・喜多方市、長野・茅野市、そして発祥の高遠でも試みているが、復元したのは山形が最初という。店長のおすすめは「なめこそば」（写真）940円。

まさに立ち食い店のコロッケそば


小伝馬町交差点裏手の狭い路地にひっそり佇む、個人経営の立ち食い店。ラーメンやカレーも販売している。「コロッケそば」（340円）は温かいかけそばに、冷たいコロッケがのっている。ガラスケースの中には各種天種が並び、特に、ニンジンと一緒に井桁状に組まれた「ごぼう天」（100円）が目を引く。