独創的な十割そばと天ぷらが人気


バルを思わせるスタイリッシュな店内で供される創作十割そばと天ぷらは、どれもオリジナリティに溢れている。「豚のあまから肉蕎麦」（1,050円）や「蕎麦屋のトマトスープ蕎麦」（950円）等、創作十割そばがある。そばは機械打ちながら、山地にはこだわっている。

女将が打つそばと自家製の漬け物


女将は5時に起きてそばを打つ。地元の野菜を使った漬け物も自家製。豆腐、野菜天ぷら3品がついた「小鉢セットそば」（1,050円）が人気。

「隠れ家的」なそば屋


「江戸蕎麦 ほそ川」は、毎日、産地の異なる2種類のそばを打っており、「おかわりそば」を注文すれば、産地の異なるそばを味わえるようにしている。「穴子天せいろ」（2,550円）は、大きなアナゴとコシがある十割そばが味わえる一品。

ダッタンそばがプラス50円で食べられる


ダッタンそば・もり（写真、700円）を出している。ダッタンは中国雲南省の発祥。やや苦味があるが、栄養価が非常に高い。

江戸時代、宿場町で評判だったそば屋


羽州街道の湯沢と日本海側の本荘を結ぶ街道の宿場町「西馬音内」。江戸時代、参勤交代で大名が通る橋の袂にあったそば屋。この当たりでは暖かいぶっかけが主流だったが、創業者の弥助が出した布海苔のつなぎの「冷やがけ」が評判になり、現在でも人気のメニュー。

独学20年のそば好きご主人


ご主人はそば打ちが趣味で、酒肴の調理のかたわら、続けていた。福島・飯舘村産の十割そば（写真）が売り。「いわき市の魚」メヒカリの唐揚げも名物。