老舗店の「へぎそば」が味わえる


一番人気の「へぎそば」は、新潟県魚沼地方発祥のご当地そば。小千谷市で創業80年のへぎそばの老舗「和田」から仕入れている生そばを使用し、つるりとしたのど越しや、噛みしめるとほんのり感じられる磯の香りは小麦粉をつなぎに使う二八そば等にはないもの。

薬味の素材にもこだわる


ざるそば1人前を12杯に分けた物を、2段重ねて1人前として提供している。薬味のネギは、南部曲がりネギを使用。植え替えしてネギを曲がらせ、太陽の光を当てることで甘味が強くなる。写真は「わんこそば」。そば粉と小麦粉の割合は7対3。

洋風なそばも


JR阿佐ヶ谷駅北口から徒歩3分。そばは、群馬の赤城山深山のもの。「花巻そば（かけ）」（750円）、「もり」（700円）のほか、寄るメニューとして「おそばのラザニア風」（650円）等。

そば職人人生45年の信念と矜持


有名店で25年のキャリアを積み、夫婦二人の「家業としてのそば屋」を開き20年。瀬戸内産の生青海苔を使用した期間限定の青海苔蕎麦￥1,200等、今日も「そば屋好き」のお客様に喜んでもらえるそばづくりを心掛ける。

こだわりなき「そば打ちの極意」


「こだわりなく、当たり前のことを当たり前のようにやっただけ」と語る店主。そば粉のブランドも道具も関係ない。大事なのは、「なぜ？」と問い続ける探究心だという。そば店を経営する傍ら、そば打ち教室も主宰している。写真は「味くらべ」1,500円。江戸そばと田舎そばの2種類が楽しめる。

店主の「自分が飲みに行きたい店」


そば粉は北海道産。人気のメニューは「穂乃香そば」（950円）、「せいろ（2段）」（65,0円）。カウンターがあり、純米酒だけで10種類、焼酎は6種類を揃える。