庭園を擁する高級そば店


埼玉の田園風景の中、豪華な邸宅と庭園を擁するそば店。厳選された幌加内産の粉を打った二八そばで、のど越しのよさとともに、田舎そば風の香りと味わいが楽しめる。「天付きもりそば」（1,850円）で出される大ぶりのブラウンエビは、寿司ネタにも多く使われる上質の品種。

築300年の古民家で手繰る二八そば たまきやの店舗は江戸時代からの古民家をリノベーションしたもの。 歴史的建造物でそばと季節の野菜やジビエ等の地場食材を使った料理が楽しめる。 「もり蕎麦・カツセット（カツのせ卵かけご飯）」（1,300円）は伊那谷の名物B級グルメ・ソースカツ丼を、 刻んだたれカツを載せた卵かけご飯にアレンジしたもの。 そばは喉越しに優れたコシの強い二八そばとなっている。

「魂」のすべてを叩き込む


「一枚のそばに、叩き込める魂をすべて叩き込む」という店主。自家製粉に加えて、予約で手挽きそばも出す。常においしさを追究し続けている。

“新しい老舗”が惚れ込んだ肝属産鹿屋在来ソバ


鹿児島・肝属産鹿屋在来を石臼碾きし、生粉打ち、外一を使い分ける。「磯雪そば」（1,080円）は、全卵を泡立て、冷たいそばに絡めて盛り汁で味わう種もの。2016年、惜しまれつつ閉店した「池之端藪」の名物を品書きに加えた。

和菓子屋でそば打ちを習う!?


主人は和菓子屋「桜井甘精堂」にそば打ちを教えてもらったという。同好の士ということか!?　「ざる」（写真）、「かけ」650円。「たまごそば」（とろろ、キノコ、山菜、天ぷら、タマゴ）1,300円。「きのこそば」800円。

女将が東京五輪出場


女将の伊沢まき子さんは1964年の東京オリンピックに200m走の選手として出場した過去を持つ。2020年の東京オリンピック開催時にはマスコミが押し寄せたそうだ。「青おにそば」（1,000円）「赤おにそば」（900円）は高畠の野菜がたっぷり載った人気メニュー。