必ず水そばを出す店


そばを頼むと、必ず水そばがついてくる。「山菜つけそば」（1,160円）は、熱いつけ汁に山菜がどっさり入っている。

十割と九一、2種類のそばを堪能する


木の温もりが感じられる店のつくりは、まさに隠れ家的な佇まい。おすすめは、十割の「細切ざる」と九一の「粗挽田舎ざる」の「二色そば」（1,000円）。ほかにはスペイン産イベリコ豚を使った「イベリコ豚つけ汁」（1,400円）やフランス産鴨による「鴨南蛮」（1,400円、冬期のみ）等。

手ずから摘んだ安心・安全の山菜


通年の単品メニューは「せいろ」（800円）「さんさい天せいろ」（1,500円）のみ。使用する山菜は手摘みの天然もの、そば粉は北海道旭川産、砂糖は喜界島の天然サトウキビからつくられたきっすい糖を使用している。原材料にこだわり、「食の安全」を実現している。

新幹線の待ち時間に気軽に試せるわんこ


盛岡駅の駅ビル内にある店。食べ放題もあるが、10杯限定コース、20杯限定コースもあるので、気軽にトライできる。60杯以上食べた人いは証明書も発行している。

宮澤賢二も通った老舗


大正11（1922）年創業。その一年半前に、作家・宮澤賢二が、花巻に農学校の教諭として着任。通勤途中にあったこの店には頻繁に立ち寄っていた。賢二の好物は、天ぷらそばで、サイダーをセットで注文することが多かったという。写真は「天ぷらそば」と「サイダー」。

あっさりした出汁にプリプリの海老


漁港の真ん前にある店。「天ざる」（1,320円）は、海老が3本ついている。売り切れじまいで、13時頃には閉まってしまうこともある。