天然ものを使った名物「鮎天そば」


こちらのお店は町おこしを目指す地元の農事組合法人が経営している。同店の売りは、つゆに使われるかつお節以外は全て、地元で採れた食材が使われていること。お店の近くを流れる那珂川の清流で育った鮎を用いた「鮎天ぷらそば」は同店の看板メニュー。

早桜でおなじみの河津に立地


伊豆急行河津駅から徒歩1分。鮎が売りのそば屋。「鮎そば」は1,350円。写真は「山菜そば」800円。

「富士の麓」のそば処


同店は富士の山麓に店を構える。「生粉打ちせいろ」（1,000円）は全国から取り寄せたソバの実を丹念に自家製粉し、富士山の水を使って打たれた逸品。十割そばなので、そば本来の味わいが楽しめる。

十割で打つのはソバの個性を際立たせるため


毎日産地の異なる2種類のそばを提供する同店は、産地に応じて粉を挽き分け、十割でそばを打ち分けている。喉越しのいい「せいろ」（1,000円）は、風味が豊かでしっかりとしたコシがある。

産地から厳選されたそばを地酒と頂く


単品のそばは「せいろ」「かけ」（900円）から、夜間は産地や品種の異なるそばの食べ比べやそばがき等も楽しめる。同店は日本酒にもこだわっており全国の蔵から厳選された銘柄が揃っており、そばと併せて楽しめる。

戦後から続く「町のおそば屋さん」


70年以上にわたり、3代続く老舗。2年前に店主が亡くなってからは妻の丹羽純子さんが女将として店を切り盛りする。そばは国産の粉を使用し、二八打ち。そば独特の香りと甘みが強く、噛み締めると歯に軽く跳ね返ってくるような感触がある。