産直の海の幸に舌鼓


六本木の裏通りにあるガラス張りの明るい店。広島の親戚から直接仕入れている新鮮な海の幸を使った天ぷらやそば前が売りだ。「せいろそば」800円、「穴子一本揚げ天せいろそば」1,500円、「穴子の白焼き」800円等。

鴨は直接吟味した青森産 「紅葉川」の軸は鴨。 夜は鴨鍋、 鴨焼きがメインになる。 そばの注文の7〜８割は鴨南蛮と鴨せいろである。 鴨の脂肪はコレステロールを下げる不飽和脂肪酸がもっとも多い食肉。 柔らかいため、 年寄りでも噛み切れる。 写真の「鴨南蛮そば」は1,470円。 ほかに、 天せいろそば」（1,260〜1,890円）や、 夏季限定の「磯千鳥そば」（990円）も人気。

恵比寿の「藪そば」


恵比寿ガーデンプレイスの三越地下にある同店。築地市場で仕入れた食材を使った、天ぷらの持ち帰りもできる。「せいろ」（702円）、「山かけ」（972円）、「天せいろ」（1,296円）等。

東京伝統の真っ当なそば屋


「御前更科」（1,000円）はソバの実の中心に近い部分の一番粉を使ったそば。色は白く、そばの香りは少ないものの、ほんのりとした甘みと風味がある。布垣更科といえば、このそばだ。ご主人は「昭和の王道的な町のそば屋であり続けたい」と語る。

しっかりとしたコシのある蕎麦


料理長は京料理店での経験が長いが、「鴨せいろ」（1,600円）の鴨汁は、甘みのある濃厚なつゆに、コシのある蕎麦の相性が抜群。

笏谷の石をふんだんに使った店


笏谷とは地名で、石の産地。山を切り出し、加工しやすいやわらかい石が採れる。店の門柱や床は笏谷の石を使用している。県内産のそば粉を使い、きしめんのように太いそばを打つ。